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FIP治療メモ(1):猫コロナウィルスに感染しました

FIP治療メモ

昨年夏、神奈川県動物愛護センターから譲り受けた猫二頭の内、一頭が猫コロナウィルスに感染している事が判りました。ここではFIP闘病メモとして経緯等を残して行きたいと思います。派手に闘病メモと書きましたが基本は薬の投与と見守りと言う感じです。

2022年6月1日の時点でほぼ治療が終了し元気になっています。再発も可能性もありますが他の方の参考になればと思いメモとして残します。

猫コロナウィルスとは

色々なサイトで猫コロナウィルスの説明がありますが、猫伝染性腹膜炎と言うのが正式な日本名の様です。またこの記事でも書いていますが、FIPとして略される事が多くあります。猫エイズウィルスはFIVと書かれていますので混同しやすいですが全く違う病気です。人間の間でコロナウィルスが流行していますが同じコロナウィルスでも伝染性腹膜炎と割と感染する場所が名前に入っていますので色々と違う所もあるのかと思います。コロナウィルスが蔓延しているのも関係してかFIPとして記載されている事が多い様です。

ペットホテルで黄疸

2021年2月17日と18日、旅行に行く予定がありましたので、猫二頭をペットホテルへ預けました。今まで一泊預けた事は二度ほどありましたが二泊は少し不安でしたが以前利用した時にも対応が良かったペットホテルとペットショップを運営しているお店なので安心して預けました。旅行は一泊二日ですが猫達のいない夜をのんびりしようと二泊にしました。

旅行後に引き取りに行った時に、ペットホテルの方から一頭に黄疸の症状があるとの話を頂きました。パッと見た感じでは何か少し血色が悪い感じだったのですがはっきり黄疸と指摘されました。黄疸ってピント来ませんでしたが、サイト等によると、

黄疸とは… 猫の口のなかや目の粘膜、耳の内側や皮膚など、ふだん は薄いピンク色をしている部位が、黄色く変化している状態 を言います。 これは、血中にビリルビンという色素成分が増加し、皮膚 や粘膜などに沈着して起こる現象です。

https://www.animalmedia.co.jp/download/huroku/huroku09.pdf

う~ん、良く判りません。言われてみると耳が少し黄色かかっていた感じがしますし、白目が少し黄色い気もします。黄色く変色しているというより白っぽい感じがしました。先ずは普通の状態では無いとの事で翌日さっそく動物病院へ行きました。

動物病院で血液検査と抗体検査

翌日20日は近くの動物病院が午前中診察で予約制でした。ですので様子見をして翌日21日に予約をして診察に行きました。そこで私に対する問診と血液検査をして貰った所非常に結果が良くありません。人間の血液検査は即日結果がでませんが動物病院の場合は30分程度で検査結果がでる様様です。検査結果も検査用機器に任せる様な感じでプリントアウトされた結果を貰いました。

血液検査の結果

結果には、

白血球数が異常に高く、感染が疑われます。黄疸が出て貧血しています。赤血球の破壊があるようです。血液蛋白質のうち、グログリン免疫蛋白が高いので猫の伝染性腹膜炎が疑われます。

と書かれています。伝染性腹膜炎は猫のコロナウィルスでFIPと言う事になります。血液検査だけでは充分ではないとの事で抗体検査をお願いしました。抗体検査は一週間程度時間がかかるとの事で別途検査結果を貰う事となりました。

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