この本は2019年12月6日に発売されました。最近この手の本を色々と買って読んでいるのですがこの本はちょっとダメな本です。期待していただけに残念です。
目次をざっと一覧にすると、
- 第1章 PHPの開発環境概観
- 第2章 PHP最新文法ガイド
- 第3章 Composer 120%活用術
- 第4章 PHP実行環境の構築・運用
- 第5章 PHPにおけるユニットテストとCI/CD
- 第6章 LaravelによるPHPアプリケーション開発
- 第7章 厳選! PHP活用テクニック紹介
と広い範囲をカバーしていますが、総ページ数200ページ強ですので各項目がうすっぺらになっています。これら各章も本になるレベルの内容なのです。それをこのボリュームでまとめるのは厳しいです。
連携がなくレベルがばらばら
ムック本的な内容なので仕方がないと思いますが各章の担当者が勝手に読者レベルを統一しないで書いている印象があります。ある部分は初心者向け、そして中には上級者向けの部分もあります。
本全体を読んでプラスになる人はまずいないのではないでしょうか。そうするとこの本でこの値段は無駄なお金の気がします。
監修もされていないのでやはり技術評論社レベルの書籍だと思います。(※良くも悪くも割合最近の技術を監修せずに間違いが多く、安い値段で出版する!というイメージそのものの本です。)
思いこみが激しい
ちょっと書き方が悪いのですが各セクションを書いた人は自分の開発環境を一生懸命説明している感じです。これ、特殊なケースが多い気がします。なのでだれでもこの本を読んでその通りの環境を作っても果たして多くの人に役立つかと思うと難しいのではと思います。
買う場合は慎重に
買う場合はしっかりと書店で手に取って欲しい情報が記載されているか確認して買う事をお勧めします。私は題名にひかれてネットで買いました。ですのでやはり中身を確認して買うことが重要だと思います。と言っても定価2,180円プラス税ですのでお勧めはできないです。
早速メルカリで売りに出します!
コメント