せどりと言うか転売は安く商品を仕入れて高く売るという単純な事です。ネットで色々と調べると相当な人がこの様な事をして利益を上げようとしています。実際「せどり」「転売」とかで検索すると凄くヒットします。自宅でパソコンの前に座って検索して安い物を買って転売して利益を得るって凄く魅力的ですよね。そう思う人が凄く多いと思います。
このサイトもそんな副業ができるかなと思って作っていますが、なかなかうまく行かないです。ここでは失敗した例を何件か紹介します。
アマゾンUSAから輸入
アダルト系の商品になるのですが日本ではほとんど馴染みがありません。商品の内容的に日本でも売れるのではないかと思い、10個程買いました。アメリカでの販売単価は2,000円程度、国際郵便で送って貰って送料が4,000円、合計24,000円でかいました。そこで利益を考えて1件3,500円位の値段でヤフオクに出品しました。
10個一括で掲載しても売れないのかなと思って1個ずつ出品しました。サイズが80なので送料を含めると5,000円弱になってしまいます。数個は割と早く売れたのですが半分以上は残ってしまいました。利益を考えずに処分する事を前提にして販売価格を2,400円程度にしてなんとは8個売れましたが、2個売れ残っています。
自分の思い込みで売れると思って仕入れても売れないケースでした。日本で全く扱っている所が無いのでAmazonでの販売状況を確認できませんでしたし、大手のショッピングモールでも扱っていませんのでどの程度の価格が適正か、市場はあるのかを十分に調べられませんでした。これが売れない原因だったのだと思います。またアダルト系でしたので販売チャネルも限られます。
教訓として、
- 仕入れる前にしっかりと販売可能性を調べる
- 外国から買う場合は日本に合うか考える
かなと思います。
Amazonアメリカで買うのは英語でユーザーアカウントを登録するのちょっとハードルが高いですが簡単です。ネットでもユーザー登録する手順を公開している所が多いので参考にしながら登録するできます。
訳あり品を仕入れ
ネットで訳あり品を売っているお店が何軒かあります。楽天市場の中に「エレコム訳ありショップ」と「サンワダイレクト処分品」とかあります。特に「エレコム訳ありショップ」は閉店した店舗などから回収した製品を定価の10%とかで販売しています。例えばイヤフォンが100円だったりします。
こので定価4,000円のスピーカーを1,200円で買いました。買う前にネットで価格を調べると大体2,000円程度で売られているみたいです。ですので送料を含めて2,500円程度れ売れると利益になるかなと考えました。
これ、ちょっと甘かったです。詳しく値段を調べると1,500円程度で売っている所もあるそうです。値段を調べたのは「価格.com」と言うサイトと商品名で検索でした。これが失敗でした。「モノレート」と言う価格検索サイトがありここで検索すれば実際の販売価格や価格動向が判ります。このサイトで調べれば市場価格が判ったのだと思います。
またこの手の商品スピーカーとかスマートフォンと一緒に利用する様な商品はあっと言う間に人気が無くなってしまいますので扱うのは難しいです。しっかりと市場価格価格調査サイトを使って調べると同時に市場動向を把握しないと難しいです。
特価品を購入
大手のネットパソコンショップではまれに限定特価とかで商品を販売する時があります。NTT-Xストアでは割と頻繁に特価、限定100個とかで販売する事があります。その他ヨドバシカメラやビッグカメラ等の大手家電販売店でもこんなセールをたまにやっています。
ここで限定100個のネットワーク製品を見つけました。定価が5,000円程度、それを2個で3,500円程度、約33%の価格で売っていました。ざっと考えて1個3000円で売れても利益があると思い買いました。
残念ながら2,000円と言う値段を付けても売れませんでした。企業向けで保証3年としっかりとした製品なのですが、電源内蔵タイプではなく大きめと言うデメリットがあり、メリットを説明しずらい標品でした。これがひとつの原因かと思います。
またサイズが大きいですので宅配便60サイズでの配送になるので送料込みで売る場合は利益が圧縮されてしまいます。フリマアプリで売っていますが赤字で利益0としても売れません。
特価で数量限定とかの商品を買う場合は、何でその商品をこの値段で売ったのかと言うのをしっかりと考えて、市場を確認しないとダメだと判りました。
しっかり調べる事
結局しっかりと市場や価格、動向をちゃんと調べて自信がを持って仕入れる必要があります。これを手抜きすると全く利益が得られません。利益を得るどころか赤字になってしまいます。しっかり調べて利益を得られるかを調べる間でチャンスを逃がしても仕方ないと考えるのが大事だと思います。そして自分の得意な分野をしっかりと作る必要があるかなと思います。そうすればフリーマーケットとかでの仕入れできる様になるかも知れません。