ガジェット好きなのですが最近はゲームや色々と忙しくてMicroSDカードのレビューをしていませんでした。TOSHIBAもKIOXIAに変わりましたし、新しいパッケージで安価な製品が出回ってきています。各メーカーのホームページ等に記載されているスペックを簡単にまとめてみました。
買う場所を考えよう
MicroSDカードをみなさんはどこで買っていますか。一時ネットでスマートフォンと抱き合わせ販売で高額で売りつけられたとニュースにもなりましたが、大手携帯事業者の店舗で買うとびっくりする位な値段になってしまいます。例えばSanDisk Ultra 128GBという割とよく見かける製品ですが、
- ドコモオンラインショップ:10,480円
- Amazon(海外製品):1,898円
- 楽天市場(海外製品):1,635円
- 秋葉原(あきばお~):1,485円
と値段のさが7倍にもなります。ネットで調べて「安い!」と思って即買うのではなくお店を何か所か調べて値段を比較してみましょう。
またMicroSDカードなどの記録メディアの価格は日々値段が下がっています。よく使う32GBから128GB程度の以前からある製品も1カ月経つと数%以上下がっている事も多いです。また最新の製品で容量が大きい製品や速度が速い製品はもっと早いペースで値段が下がります。必要な量だけ買って必要になった都度買い足した方が結果的に支出が抑えられるのではと思います。
並行輸入品はスペックが違う
ここではメジャーなメーカーのホームページのスペックデータをまとめています。しかしネットや秋葉原で買うとほとんどが海外製品、並行輸入品です。これらの製品の場合は国産品とスペックが異なる事が多いです。と言うか結構大きく異なる場合もあります。ただメーカー全体の傾向は判りますので参考にして頂ければと思います。
KIOXIA(旧東芝メモリ)
東芝メモリが社名を変更してKIOXIA(キオクシア)となりました。最近はよくネットショップや秋葉原でも見る様になりました。以前は様々な種類の速度や用途の製品を発売していましたが現在は、
- EXCERIA BASIC:安価品
- EXCERIA:標準品
- EXCERIA PLUS:高機能品
- EXCERIA HIGH ENDURANCE:高耐久品
とシンプルな構成になっています。
現在のスペックは正直他のメーカーと比べて見栄えがしないです。特段高速な製品もありませんし、書き込み速度等も非公開な製品が殆どです。今後製品ラインアップが充実すれば魅力的な製品が増えると思いますが、今は「あっ、KIOXIAのMicroSDカードだ!」と買う感じです。
東芝メモリ
現在はKIOXIAと言う新しい社名でMicroSDカードを発売しています。しかし依然として東芝メモリとして多くの種類が国内外で流通しています。一番のポイントは日本製の安心感と豊富な速度などの製品群ではないでしょうか。基本的に速度での分類で、
- M203:安価品
- EXCERIA:標準品
- EXCERIA 高耐久品:高耐久品
- EXCERIA PRO:高速品
となっています。一番目立つのはUHS-II規格に準じた高速品を扱っている事です。
上記製品はAmazonで販売していますが4,000円台と割と安価に手に入ります。
SanDisk
東芝メモリの次に名前を聞くメーカーではないでしょうか。また製品を見る機会は国内では一番多いのではないでしょうか。古くからMicroSDカードを販売している関係で凄く多くの種類が販売されています。ぱっと見、同じ様に見えても書き込み速度等が大きく違う場合もあります。買おうと思っていたスペックの製品が安価すぎると感じた時はもしかするとスペックが違うかも知れません。
SanDiskのページではMicroSDカードの容量やスピードでどの様な用途に向くか丁寧に説明されています。色々と選択する参考になるかと思いますので一読する事をお勧めします。
基本的にSanDiskの製品もおおきく分けて4種類になりますが、安価な製品がUltraと言う名前です。高性能と勘違いしそうなネーミングですので注意です。
- Ultra:安価品
- Extreme:標準品
- MAX ENDURANCE:高耐久品
- Extreme PRO:高速品(UHS-IIあり)
SanDiskも高速品の一部、Extreme PROはUHS-II規格に対応しています。すべてがUHS-II対応ではありません。
UHS-IIの場合最低でも10,000円する様ですし、流通量も少ないです。
Rexar
Rexarはそれ程日本ではメジャーなメーカーではありませんが安価な製品を販売しています。またこのメーカーは製品型番もありますが製品には動作速度の倍率が書かれています。なお汎用品に当たる製品は殆ど出回っていない様です。速度で言うと300xと言う製品になるみたいです。
- 633x(High Perfomance):高性能
- 667x(Professional):高性能
- 1000x(Professional):高性能
- 1800x(Professional UHS-II):高性能
と並べると全部高性能品になってしまいます。性能に関しては以下の表を見て頂くと判りやすいです。
店頭などで手に入るのは633xの高性能品です。他のメーカーで言う所の標準品という扱いになるかと思います。667xの製品はそれ程出回っていない見たいです。またご多分の漏れず、UHS-II対応の1800xは高いです。
ちなみに今楽天で容量が128GBで1800xが安価で売っています。なんとUHS-IIリーダー付きで2,990円です。正直破格の値段ですので気になる方はぜひ。
コメント