先日Impressの「ケータイWatch」サイトの記事「モバイルでも写真を高速コピー。Type-CのUHS-II対応SDカードリーダー」でSanDiskのUSB-IIリーダーが紹介されていました。日本では平行輸入品しか入手できない、ちょっとマニアックなリーダーを紹介さていますが、ちょっと記事が雑な感じでがっかりでした。
実はこのリーダーですが現在Amazonでは売り切れになっていますが、楽天市場の「風見鶏」というお店で販売しています。税込みで2,699円ですので平行輸入品と考えると十分安価な値段です。
私の書いた別の記事「結論:本当のUHS-IIリーダー」で書いた様にこの製品ではなくSONY製のリーダーがお勧めです。
国産のSONYですので安心感があります。またAmazonでもSanDiskの平行輸入品と同程度の価格2,414円で販売されています。利用する環境がUSB 3.0しかなくType-Cが無い場合も多いと思います。ですのでこちらが便利です。
計測結果も掲載されていたのですが私の環境で計測した結果を載せます。パソコンはHP製のType-Cコネクタのあるパソコンです。計測に利用したSDカードは東芝製のMicroSDカートとUHS-IIアダプタを用いました。UHS-II対応のSDカードはUHS-IのSDカードと比べてビックリするくらい高いのですがこの東芝製の製本は安く手に入ります。ただ製造中止で現在は流通在庫だけの様です。
安価で高速なUSH-II対応SDカード、MicroSDカードが欲しい人におすすめです。残念ながら32GBまでしか在庫は無いみたいです。
計測結果まとめ
本日の一品で紹介されたSanDIskのリーダーの計測結果です。記事の様な速度は出ていませんが十分UHS-IIの高速性を体感できます。
今度はSONYのUSB 3.1 の結果ですがSanDiskとほぼ同じ結果です。ここら辺は計測するパソコンの性能に大きく依存するのかなと思います。
おまけですが、同じSanDisk製のUHS-Iリーダーの計測結果を載せます。
メーカーの口コミでは170MB/sの速度!と宣伝している様ですが実際に計測するとその半分強です。この製品もやはり特殊な環境で計測したのはUHS-Iの論理的な速度をうたっていたのかなと思います。こちら買うと外れです。
個人利用では大きく変わらない
これら3種類のデータを見ると高速でデータを転送するには確かに高速です。プロが大きいサイズの写真データをカメラから一気に取り出すとかにはお勧めかも知れません。個人が普通のデジカメで画像を取り出そうとする場合、長くて数分程度で転送が終わってしまいます。ですのでそれほど気にしなくてもいいかと思います。ランダム書き込み性能はどのリーダーでも良くありません。というかSDカード類にランダム性能を求めるのが無理な話です。
安価なら話のネタには良いかも知れませんが無理して買う必要があるかと言うと微妙です。
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